勤続年数30年のベテランに聞く~若者よ 大志を抱け~ ~Part.2~
2025年2月28日

30年以上勤務している人たちは、人生の先輩。仕事内容はもちろん、仕事のやりがいやピンチの乗り越え方など多くのことを知っています。そんな長く勤めている先輩の目線から、企業の魅力を紹介します。長く働いてきた理由は何なのか、若手社員や就職活動をしている学生に伝えたいことは何なのか。先輩たちのメッセージを受け取ってください。
目次
双葉電機株式会社(福山市東手城町)/電気・空調・消防施設・電気通信の各設備工事
国の基礎をなす重要産業を支える電機工事業
「企業ガイド」掲載ページはこちら / オフィシャルサイトはこちら


長期&安定業務に誇りをもって携わっていく
一般家庭から工場、消防施設まで幅広い場所の、電気設備の施工やメンテナンスを行う「双葉電機株式会社」。インフラ整備や社会基盤維持に関わるため、ロボットや時代の流行に左右されにくい安定した業務内容が特徴です。また高い技術力と長年培ってきた信用があるため、大手メーカーや優良経営企業のファンも増やしています。資格取得支援や福利厚生も手厚く、社員の人生を応援する気持ちが感じられます。
さまざまな経験を積んだ
密度の濃い30年間のステップアップ
入社約30年になる濱松さんにお話を伺いました。濱松さんは工業高校卒業後双葉電機に入社し、現場での作業がメインだった5年間を経て、主任、工事管理課長、そして部長へとステップアップしてきました。現場作業に加え、ステップアップに応じて管理業務など仕事の幅もどんどん広がりました。「さまざまなことを経験できることがうれしかったです。会社やお客さまから求められることに対応できることはやりがいに感じています」と濱松さんは話します。「部下ができたり、お客さまとの付き合いが広がることは一般的には大変かもしれませんが、私は“誰かがやることになるなら、自分がやろう”と考え、挑戦し続けています」。
結果、経過、挑戦
若者に贈るメッセージ
多彩な経験をしてきた濱松さんが、若手に伝えたい言葉とは。「いきなり“結果”が目の前に現れることはなく、必ず“経過”が積み重なって“結果”ができる。その“経過”を積み重ねるために、“挑戦”する必要があります。“失敗”することもあるかもしれませんが、それは記憶に残る財産になります。“失敗”を恐れず、“挑戦”できる人になってください」。これからも、濱松さん自身も挑戦を続けていきます。


これから就活を始める方に、メッセージ!
当社は国の基礎をなす重要産業といった基幹産業を陰で支える誇り高き電気工事業を営んでいます。普段経験出来ないような、スケールの大きな体験や充実感が得られる業務内容であり、「人生が冒険になる」「ワクワクドキドキ」が詰まった職場です。みなさんの挑戦を応援しています。


リンクス株式会社(福山市箕島町)/高圧ガス製造販売、大型機械加工
ものづくりに欠かせない産業用ガスの製造
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地域社会や協力会社、社員…思いを込めて「リンク」
「リンクス株式会社」は3つの柱で事業を展開しています。1つ目は高圧ガスや溶接材料、産業機器販売を中心としたインダストリー営業部。2つ目は酸素・窒素・アルゴンガスなどの産業用ガスをボンベなどに小分けして高圧ガスを製造するテクノガスセンター。そして3つ目は大型の機械製作および加工を行うマシーナリー事業部です。
創業以来90年、バラエティーに富む産業が切磋琢磨する備後地域を中心として、「ものづくり」や「ものづくりを支える」事業を通して、「地域社会に貢献したい」、「お客さまや仕入先、協力会社に感謝しながら信頼関係を築きたい」、「全社員が自己研鑽しながら幸せを共感したい」といったさまざまな思いを込めて、「リンク」しながら前進しています。
知識が深まるにつれて業界が見える
仕事の楽しさを見つけることに
工場長として勤務している森本さんは、マシーナリー事業部で金属を削り出して加工する工作機械であるフライス盤の金属加工業務を約6年経験し、その後約25年間はガスセンターでガスをボンベに小分け充填する業務を担当し、酸素・窒素・アルゴン・炭酸ガスなどの製造をしています。産業用ガスは日頃の生活になじみがないかもしれませんが、金属の切断や溶接、食品の酸化を防ぐなどものづくりの現場では大活躍しています。
「高圧ガス製造資格の勉強を進めていくと、段々と職場や業種・業界の姿が見えてきました。そこから仕事の楽しさを感じながら向かい合い進めていく日々を送れるようになりました」と話します。
自分だけでなく部署での解決策を考える
ピンチの時は周囲のアドバイスを受け入れて
前任の工場長が退職し、後任として森本さんが工場長になりました。人数が減ったまま工場を操業することになった状況を大変だったと振り返ります。「自分一人が頑張れば良いのでなく、同僚たちが力を発揮できる環境や段取り、作業マニュアルの変更などに一つ一つ対応していきました。部署内はもちろん、部署を問わずアドバイスやヒントをもらいました」と、森本さん。
自分自身の経験も踏まえ、若者たちには「仕事の取組みを楽しめて会社から必要とされる人材になって下さい。なんとなく毎日働くだけの日々ではなく、充実した仕事や結果が得られるよう取り組んでほしい」と応援します。


これから就活を始める方に、メッセージ!
技術を築くのも、支えるのも「人」。「素直な」人、「明るい」人、そして「ものづくりが好きな」人。好きこそものの上手なれ。就職しても仕事を完璧にこなせる人なんていません。多かれ少なかれ失敗することは必ずありますし、挫折することだってあると思います。しかし、失敗が経験値となり成長につながります。そして、よく「遊ぶ」こと。遊ぶことの蓄積は、いろんな知識を吸収して役立つことが多いはずです。仕事でも遊びでも最初は誰もが初心者ですが、今皆さんが経験していることが役立つ時が必ずあるはずです。
