普段から使っています!偏愛自社製品
2024年11月29日
高い技術力やアイデア力で生み出すオリジナル製品は、他社との差別化や顧客獲得に欠かせない存在です。そんなオリジナル商品の中でも、社員自らが普段の仕事に欠かせない「特に推したい!製品」を紹介してくれました。製品を通して、業界のニーズや将来を感じることもできるはずです。
目次
関西仮設株式会社(福山市大門町)/建設資材総合仮設レンタル・販売
「強い脚が夢を創る」建設現場を支えるユニークな足場
本社は高知県、足場で建設現場を支える
中四国地方を中心に、ビルやマンション建設現場・土木現場には欠かせない足場のレンタルを行う「関西仮設株式会社」の福山営業所。主要商品の枠組み足場をはじめ、オリジナル商品も取り扱っています。特許商品「簡易屋根トラス」は重要文化財に使用された実績も!現場に屋根を作ることができるので、悪天候でも作業を進めることを可能にしました。オリジナル商品を展開することで、他社との差別化を行い、厚利少売につながります。
また、企業としてワークライフバランスの推進に取り組み、休暇取得や定時退社、福利厚生の充実など、働きやすい職場をめざしています。
オリジナル商品「伸長ピン」が建設現場のストレスを軽減!
経験年数40年を越える浅利専務の偏愛自社商品とは…?それは、「伸長ピン」!
建設現場・土木現場には欠かせない足場に付属して使用するオリジナルの資材です。従来の足場1層の高さは1.7mでしたが、これでは通行や作業するために腰を折り、頭もかがめる必要があるため、苦痛な作業でした。そこで、各層のジョイント部分に設置する「伸長ピン」を開発!1層の高さを1.9mにすることができ、その結果以前よりスムーズな通行や作業を容易にする作業空間を実現しました。
「設置している現場には商品PRのために、足場にシートを掲げています。どこかでご覧の際には〝これだ!〟と気づいてもらえるとうれしいです」と浅利専務。工事現場を見掛けたら気になっちゃいますね。
これから就活を始める方に、メッセージ!
初めての就職活動で戸惑うことがあると思います。社会人も就活をして、就職をしている人ばかりです。「就職出来ればいいや」の考えはしないでほしいと思います。あなたの将来です。自分が納得するまで、妥協しないで下さい!出来るだけ多くの会社説明会へ足を運んでみて下さい。きっと自分に合う会社が見つかるはずです。自分を信じてがんばって下さい。
美建工業株式会社(福山市駅家町)/コンクリート製品製造業
県内トップクラスのコンクリートメーカー
「企業ガイド」掲載ページはこちら / オフィシャルサイトはこちら
「あ!!ここにもコンクリート」インフラ整備に欠かせないコンクリートブロックを製造
コンクリート製品製造販売を行う「美建工業株式会社」は、地域社会の発展と持続可能な未来を支えるインフラ整備に取り組んでいる企業の一つ。主力商品は、建築や土木工事で広く使用される重要な資材であるコンクリートブロックです。顧客の要望に沿ったコンクリートの設計や販売営業を行っています。また、道路や建物周辺の排水を効率よく行うために重要な役割を果たすコンクリート側溝も取り扱っています。広島県、島根県に事業所を展開し、広島県においては全域を網羅できる工場数があるため、製品を迅速に納品することができ、顧客の信頼を獲得しています。
また、社員のキャリアアップを支援するための新入社員研修・若手社員研修を行っており、資格取得制度や奨学金返済支援制度、住宅費用負担なども充実しています。
土木現場の人で不足解消の一助になる自社製品
そんな企業の偏愛自社製品とは?勤続年数約30年になる営業・塚本さんに聞いてみました。
「私の偏愛自社製品は、積ガードです!」。
積ガードとは、人手不足が問題になっている土木現場で役立つアイテムです。本来であれば型枠を組んで生コンクリートを流し込み、ブロック積上部のガードレール用基礎を製作する工程が必要ですが、この積ガードがあれば、据え付けるだけで生コンクリートを流し込む作業に移ることができ、工期短縮に役立ちます。「広島県標準図集に沿った製品のため信頼性もあり、顧客の皆様からは高評価をいただいています」と推し理由を教えてくれました。
これから就活を始める方に、メッセージ!
私たち美建工業株式会社では、創造力と情熱をもった人材を求めています。また技術力だけでなく、チームワークやコミュニケーション能力も大切にしています。自分の強みをしっかり理解し、気配りも出来る人が仲間になることを願っています。 顧客先である土木業界も人手不足が問題になっています。ICT導入やDX推進で簡素化できる業務も業界内では取り組みが始まっていますが、まだまだ入口の段階です。我々も簡単に据え付けができて工期短縮につながり、人の手をわずらわせない製品のアイデアや開発をめざしていきます。