入社3年目・5年目のリアル ~Part.1~
2025年1月30日
就職活動を乗り越えて入社した企業で働く先輩社員に話を聞きました!入社後見つけた仕事のやりがいや、自身が成長できたと思えるエピソード、そしてこれからのビジョンなど…入社3年目と5年目の若手社員のリアルトークをお届けします。「なりたい姿」をイメージして、これからの就活に役立ててください。
目次
池永経営会計税理士法人(福山市王子町)/専門サービス業・税理士事務所
多角度から経営をサポートする総合事務所
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「こんなサポートをしてほしい」の声に寄り添い応えて
「池永経営会計税理士法人」は、税務・会計のサポートをする税理士法人だけでなく、人事・労務支援をする社会保険労務士法人、経営コンサルティング、相続手続き、不動産に関する相談にいたるまで、「経営」と経営者が直面するあらゆる困りごとや疑問の解消をサポートする「総合事務所」です。
変化へ柔軟な対応と行動力がこちらの強み。AIやビジネスツールのIT化に積極的に取り組み、一方でアナログな方法で取引先企業と密接に関わっていくことを大切にしています。
【3年目】プレッシャーに打ち勝て!先輩たちに質問繰り返し、学び続けた3年間
入社3年目で会計監査・決算申告書作成・経理指導を担当している伊藤さんは、「怒涛の、そしてあっという間の3年間でした。振り返ってみると会計業務以外にもいろいろなことが経験できました」と話します。「右も左も分からない状況から、法人のお客さまを担当するようになって1年。最初はプレッシャーに押しつぶされそうに感じていました」と当時を振り返ります。お客さまの前で質問に即答できず、所内に持ち帰ることもありましたが、訪問や電話を繰り返すうちに、知識が増え、テキパキとこなせるようになってきました。
お客さまの業界や使用するソフトによってはまだまだ初めてのこともあり、先輩たちにとにかくたくさん質問をします。「お客さまから“いつもありがとう”と言ってもらえると、少し認めてもらえた気がしてうれしく感じます」。
【5年目】一通りの仕事を学び、さらなる自分の武器探しへ!
入社5年目で営業担当の有吉さんは、5年目の今、自身の成長について「財務や経営に関わる難しい質問をいただくことが増えました。お客さまのヒアリングから契約まで一人で任せてもらえるようになりました。お客さまから“有吉さんは自社の人間だと思って相談しています”と言ってもらえたことがあり、寄り添ったサポートができているのだと、とてもうれしかったです」と話します。
一方で、自分で考える仕事が増えたことや後輩の育成が業務に加わったことで新たな壁にぶつかることも。一通りの仕事をスムーズに進められるようになった5年目でも、自分の武器を見つけることや学び続けることに終わりはありません。「お客さまの“ありがとう”が本当にやりがいです!“困ったときは有吉さんに聞いてみよう”と思っていただけるような人材になりたいです」。
これから就活を始める方に、メッセージ!
お客さまから持ち込まれる課題は少々複雑であることも多いです。解決するためには、コミュニケーション豊富なチームであることが大きな一要素です。当事務所は税務会計や社会保険などさまざまな専門分野のスタッフが同じ拠点で働き、より強いチームになることをめざしています。
ITツールの利用が著しい時代だからこそ、さまざまな局面でしっかりとコミュニケーションをとることを惜しまない人材が求められています。ちょっとしたことでも確認や報告を怠らない、自分から情報を取りに行く、という姿勢を意識することは戦力への近道です。
また、得意分野があること、作っていく努力をすることも重要です。業務にかかわる中で自分にしかない強みを見つけ、育ててください!
株式会社QOLサービス(福山市春日町)/介護・福祉
利用者に寄り添った介護事業を展開
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学びや福利厚生の面でも職員が元気に働ける環境に
「株式会社QOLサービス」は、介護業界向けの定期刊行物や単行書籍を多数発行している「出版部」、地元向け各種養成講座、全国各地でのセミナー、研究大会等を開催している「教育部」、総合介護施設ありがとうとして介護施設を多数運営している「介護事業部」の3つの部門があります。
職員の「学びたい」という気持ちを大切に、全国各地でのセミナーや海外研修にも積極的に参加できるようサポートしています。
また、福利厚生の面では、職員全員に選べる誕生日プレゼント、勤続年数に応じた報償として、勤続2年目はフランス料理、勤続4年目に沖縄旅行などを用意。公的資格取得のお祝い金や働きながら学校へ通える奨学金制度などなど、職員が元気で笑顔で働けることに力を入れている企業です。
【3年目】一人ひとりに合ったコミュニケーションをとっていきたい
ありがとう総合訪問センター訪問介護で働く越智さん。初めての介護の現場では、緊張しながらも利用者さんと関わっていく中で日に日に成長をしていきました。例えば身体介助が必要な利用者さんの食事介助をした時に、最初はスプーンを口に入れたり出したりするタイミングをつかむことに苦戦。回数を重ねた頃に利用者さんから「食べやすいように上手にスプーンが使えているよ」と言ってもらえて、うれしかったそうです。
一方で、利用者さんの死を経験することも。精神的につらく感じましたが、先輩たちから「越智さんが最期にそばにいてくれて安心したと思うよ」「死とはこういうことだよと教えてくれたから怖がることはないよ」とたくさん声をかけてもらい、とても心強く感じました。
今後のめざす姿は、「利用者さんの“いつもと違う”に気づける介護職員になることです。そのためには利用者さんの生活スタイルや情報をしっかりと頭に入れ、一人ひとりに合ったケアやコミュニケーションをとっていきたいと思っています」と話します。
【5年目】みんなの相談相手になれるように成長していきたい
ありがとうデイの家で介護業務に携わる迫田さん。5年間を振り返ると「うれしく、つらく、悲しく、楽しい、感動の5年間でした」と話します。勤続年数が長くなるにつれ、利用者さんだけでなく、家族の人たちと交流や話をする機会も増えていきました。家族の人から「あなたが電話に出てくれてよかった」と泣きながら伝えられた時は、「私でも誰かの力になれているんだ」と、とてもうれしく思うと同時に「もっと力になりたい」と強く思うようになりました。
後輩を育てることも業務に加わりました。自分が先輩に教えてもらってきたことを後輩にも伝えているつもりでも、なかなかうまくいかず、つらい時もあります。改めて先輩にアドバイスを求め、乗り越えていけるよう奮闘中です。
利用者さん、利用者さんの家族、そして後輩など、「誰からも“相談したい”と思われるような人になりたいです。楽しい介護をみんなと一緒にしていき、挑戦していきたいです」と進む道を描いています。
これから就活を始める方に、メッセージ!
就職活動は、とても大変でしんどいと思います。自分に何が向いているか分からないと思っている方は、自分の嫌いではない業種に目を向けてみるといいかもしれないです。私はそれで介護を選び就活を始めました。 自分のペースで焦りすぎず、無理しすぎず、就職活動に挑戦してみてください。