実は気になっていた!大きな道路沿いにある企業 ~Part.1~
2025年3月24日

国道2号線、182号線、313号線、486号線、産業道路など福山地方には大きな道路があります。その道路に面した企業を見かけて、「何をしている企業なのかな?」と気になったことはありませんか?今回は、道路沿いから見える看板や社屋、重機などのある企業を紹介します。
目次
株式会社かこ川商店(福山市神辺町)/産業廃棄物処理業
【県道395号線沿い】地域に根差した産業廃棄物処理と憩いスペースの運営
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廃棄物処理や農業、飲食店運営など、細やかなニーズに応える多彩な事業を展開
県道391号線と国道182号線をつなぐ県道395号線沿いという車でアクセスしやすい立地にある「株式会社かこ川商店」は、地域に根付く幅広い事業を展開。金属や古紙、自動車などの産業廃棄物処理・リサイクル業を中心に、ゴミの回収や機密文書の処理などを行う個人向けお片付けサービス「TASCAL」や、企業向けクリーニングサービスなどを提供しています。
ユニークなのは、神辺町片山地域の地元農家さんとともに農業に取り組むほか、地域共創拠点『areal wakka(エリアルワッカ)』を運営し、地産地消カフェやものづくりワークショップ、イベントなどを行っていること。地域社会とともに成長することをめざしています。
目印はリサイクル工場の大型重機、向かいでは個性的な建物でカフェを運営
県道395号の北側にはコーポレートカラーのエメラルドグリーンを基調としたリサイクル工場があり、大型の重機が稼働し、トラックが頻繁に出入りしています。ユンボなどによる大迫力の作業風景と活気あふれる様子が、道路からでも一目でわかります。資源を運ぶトラックの出入りがしやすいよう、大きな道路に面しています。
道路の南側には、地域共創拠点『areal wakka』があります。ユニークな形状をしたおしゃれな建物は何のお店か気になっている人も多いはず。ここは、ワークショップやイベントを開催したり、毎週木曜日は地産地消カレーカフェとして営業しています。誰でも訪れることができる場所です。


社員の得意分野やスキルを発揮できる成長を続ける企業へ
リサイクルやカフェ運営のほか、広報活動や社内改善、地域づくりに繋がるデザイン業務にも力を入れ、多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍しています。業務内容が幅広いからこそ、社員それぞれの得意分野や、これまでに培ってきた経験・スキルを存分に発揮することができる職場です。
今後は、リサイクルや清掃業のさらなる効率化を図り、持続可能な社会へより貢献していくとともに、地元の人々との連携を深めることで、地域活性化のサポートにも力を注いでいきます。
これから就活を始める方に、メッセージ!
就職活動は、自分の未来を考える大切なステップです。企業の情報はインターネットや説明会で得られますが、本当に大切なのは「リアルな声」を聞くことだと思います。実際に企業を訪問し、社員と話をしてみることで、職場の雰囲気や働く人の想いを肌で感じることができます。仕事のやりがいや大変なこと、自分が成長できる環境であるかどうかなど、リアルな視点を持つことが後悔しない選択に繋がるはずです。ぜひ自分の目で見て、耳で聞いて、五感で考えながら、納得のいく就職活動を進めてください!
かこ川商店では説明見学会、職場体験、インターンシップ(5〜10日間)を行っています。SNSやブログを見て少しでも興味があれば、説明見学会からご参加ください!
株式会社ツシマエレクトリック(府中市府川町)/電気機械器具製造販売
【国道486号線沿い】創業70年の電気に関する“かかりつけ医”
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お客様からの信頼を得ている地域密着の企業姿勢
府中市の本社と府中高木工場が国道486号線沿いに立地している「株式会社ツシマエレクトリック」は創業70年の電気機器・設備サービスの専門商社です。モーターなどの製造や、電気系設備の保守・多彩なメーカーの機器や部品の販売という3つの事業を柱に、商品提案から設計、メンテンナンスまでを一貫サポート。近年は、ドローンスクールや農業用ドローン活用などの新事業も展開し、安定した業績を維持しながら新たなフィールドを開拓しています。
電気に関することは何でも相談できる、かかりつけ医のような存在をめざして。創業時から地域密着型の企業姿勢を大切にして、付き合いのある地元のお客様に満足してもらえるようより良い製品や技術を提供することに努めています。
行き来する人たちの目に留まるライトアップや懸垂幕を設置
本社ビルは府中天満屋・道の駅びんご府中・府中市役所・ジーベックホールが近隣にあり、高木工場は国道をはさんだ正面にハローズ高木店があります。本社ビルは国道に直接面していないものの、4階建ての特徴あるデザインで、毎年冬季には建物と周辺に社員の手でライトアップを施しているため、記憶にある人も多いのでは。高木工場には立地を活かし工場の壁面に懸垂幕を設置し往来の人たちへメッセージを発信しています。
通勤の便が良く、初めて訪問されるお客様にも分かりやすい立地が大きな利点。また「主要道路に面していることで外部の方の目につきやすく、そこで働く者として若干の緊張感を日々保てることで目に見えない効果があると勝手に感じています」と代表取締役社長の熊谷さんは話します。

社内からもお客様からも学び続け、挑戦は続く
戦後の機械修理事業からスタートした企業として、電気設備に関する精通した知識と豊富な実績を基に、自社商品の開発や技術向上に努めてきました。かゆい所に手が届くような細やかなサポートやスピーディな対応ができるのは、地域に根差した企業だからこそ。社員一人ひとりが会社の顔となり、ものづくり現場の裏方として地域の産業を支える縁の下の力持ちとして活躍しています。これからも蓄積された技術と経験を大切に継承しつつ、新分野への挑戦も続いていきます。
これから就活を始める方に、メッセージ!
この仕事は専門知識の高い分野のため、最初から経験や知識が豊富な人はほぼいません。電気や機械工学に興味がある人や、技術で地域貢献したいという人なら誰にでも活躍できる素質があります。当社は文系出身の社員が多く、人との関わりやコミュニケーションを大切にしながら仕事に取り組んでいます。もちろん専門知識は必要不可欠ですが、入社後に基礎からノウハウを学べるので安心。電気に関わるあらゆる知識を勉強できます。
安定した環境で働きやすく、離職率が少ないのも当社の特徴。地域コミュニケーションを大切に考える営業姿勢があるため、社内も風通しがよく穏やかな雰囲気です。

