福山地方の小売業企業
2024年3月1日
小売業とは、卸売業から商品を仕入れ、消費者へ販売する事業のことです。スーパーマーケットやドラッグストア、コンビニエンスストアなど幅広い商品を扱う業者や、スポーツ・ワークウェア用品店など特定ジャンルの商品を取り扱う業者など、業態はさまざま。私たち一般消費者に商品を届けてくれる事業なので、とても身近に感じることができます。今回は、福山地域の小売企業2社を紹介します。
目次
株式会社エブリイ(福山市南蔵王町)/スーパーマーケット事業
広島県を中心に、直営スーパーマーケット『エブリイ』を運営する企業。「地域の方々に美味しいものを食べて喜んでいただきたい」「毎日の冷蔵庫代わりに利用してほしい」との想いを込めて、目先の売上よりも、来店するお客様の満足度を追求している商人(あきんど)集団です。
地域に根付いた「地縁店(ちえんてん)」として「ご縁」がつながった地域のお客様に寄り添い、お店ごとのニーズに沿った商品を仕入れ・販売しているのが『エブリイ』の魅力の一つ。食品、青果、鮮魚は、各店舗の担当者が自分の目利きで味や品質を確かめ、自信をもって販売できる商品を卸売企業や産地から仕入れています。精肉や惣菜、ベーカリーなどは、お客様が購入するピークの時間帯に、出来立て、切りたての鮮度を提供できるようにこだわっています。また、グループの強みを活かして、地元の野菜や魚を取り扱っているのも地域密着型の特徴です。
株式会社エブリイといえばユニークな事業戦略はもちろん、働き方や人材育成の面から注目を集めています。「少しでも早く帰宅してご家族や大切な方との時間を過ごしていただきたい」という想いのもと、創業からずっと年始の3日間は全店舗を休業していますが、これは小売業では珍しいこと。それに加えて、2022年からは全店舗の閉店時間を20時に前倒ししました。入社時の温かい受け入れ、スタッフ一人ひとりの個性を活かした取り組み(長所伸展)など、お客様にも働くスタッフにも創意工夫を惜しまない企業姿勢に注目してみてください。
株式会社ププレひまわり(福山市西新涯町)/ドラッグストア事業
中四国エリアを中心に調剤併設型ドラッグストアを展開している株式会社ププレひまわり。1978年の創業以来、“共に育つ”という想いを込め「社員共育」に注力し、ドラッグストアの枠に捉われず進化・挑戦を続け、現在では中四国エリアに130店舗以上の店舗展開をしています。処方箋がなくても、健康のこと、お薬のこと、何でも気軽に相談しやすいドラッグストアとしての機能はもちろん、生活に欠かせない医薬品・日用品・食品なども取り扱い、地域のニーズに合わせた商品を取り揃えた店舗づくりに力を入れています。
さらに、業界NO.1のウエルシアホールディングスのグループ企業として専門性と利便性を両立。ウエルシアグループ共通のTポイントとWAON POINTを導入し、ポイントを貯めやすくて使いやすい、お客様にとってより便利でお得なサービスの向上にも取り組んでいます。
株式会社ププレひまわりの休日数は、年間116日+有給休暇。これは、業界の中でもトップクラスです。「自分らしさを尊重した新しい身だしなみルール」を採用するなど多様性を大切にし、一人ひとりがいきいきと行動できる企業をめざしています。その取り組みが、お客様に対してより一層丁寧で親身な「心のこもった接客」を提供し「今より、もっと。」地域社会の皆様に選ばれるドラッグストアにつながると考えています。『スーパードラッグひまわり』は、もっとも身近な医療機関として地域で1番の健康ステーションとなり、地域の皆様に愛される店舗づくりを続けていきます。